14 03月 2010

平成21年05月12日

posted by tetsuo okada

外交防衛委員会

○喜納昌吉君 よろしくお願いします。
 アメリカは、四月六日、ゲーツ国防長官が記者会見し、F22の新たな生産中止やミサイル防衛の一部計画取りやめなど、無駄の多い事業の中断をオバマ大統領に提言しています。また、オバマ大統領も、四月一日にはロシアのメドベージェフ大統領と新核軍縮条約の年内締結を目指し協議を始め、四月五日のプラハでの演説で核軍縮に対して強い意欲を示しています。国連安全保障理事会は、北朝鮮の長距離弾道ミサイル発射に対し、非難や再発射自制要求を盛り込んだ議長声明を発表しました。それに対して、北朝鮮は核問題をめぐる六か国協議離脱を表明しています。一方、昨日、ボスワース北朝鮮問題担当特別代表は、六か国協議再開には辛抱強さと忍耐力を持って前進すると述べています。世界の外交戦略は、北東アジア情勢に対してダイナミックな変化を与え始めています。
 そこで質問します。六か国協議再開に関してボスワース特別代表は辛抱強さと忍耐力を持って前進すると言っていますが、日本はどのようなスタンスで対応していくのか、外務大臣、お答えください。

○国務大臣(中曽根弘文君) 昨日十一日にボスワース特別代表と我が方の次官が会談を行いまして意見交換を行いまして、またその後、齋木局長も意見交換を行ったわけでありますが、これらの意見交換におきましては、六者会合は現在難しい状況にあるけれども、北朝鮮はまず六者会合にこれに復帰をすべきこと、そして我々としては北朝鮮の反応には過剰反応しないと、また冷静かつ焦らずに対応する必要があるということ、さらに五者として結束を維持していくことが重要であるということをボスワース氏との間で確認をしたところでございます。
 政府としましては、引き続いてこの六者会合プロセスの再開に向けて、米国を始めとする、また議長国である中国等とも緊密に連携をしていく考えでございます。

○喜納昌吉君 今までは圧力と対話という、圧力が前面に出ていたと思うんですけれども、その意味では対話と圧力という感じですか、逆転するという展開ですか。

○国務大臣(中曽根弘文君) これは両方同時で、またバランスが取れていなければならないと思いますし、圧力というものがどういうものかということもあろうかと思いますが、この六者、また米国、また日本としては北朝鮮に対して措置をとっておるわけでありまして、そういうものが圧力ということになるんだと思いますが、これは両方同時ということだと思います。

○喜納昌吉君 やっぱり外務省は対話を主導として動かれてほしいなと思っております。
 また、こうした世界の核軍縮などに対する今後の日本の外交防衛の方針も変わらざるを得ないと私は思っているんですね。オバマ大統領は、MDやF22といった冷戦型の兵器は時代に合わないとして、来年度の予算教書では防衛関連を中心に大幅に事業を見直し、一兆七千億円の予算カットを打ち出しています。日本もMDやF22に関しては見直すべきだと思いますが、防衛大臣、いかがですか。

○国務大臣(浜田靖一君) F22に関しましては、我々とすれば、現在、次期の飛行機という、戦闘機というものに対していろいろと今勘案中でございます。ただ、F22の能力、性能というものに関しては、我々とすれば大変興味のあるところでもありますし、そういった意味では、可能性があればこれは追求していくのは当然のことだというふうに思っているところでありますので、検討の材料としては我々としては今落とすということは考えておりません。

○喜納昌吉君 分かりました。
 今回の北朝鮮のミサイル発射では、自衛隊はイージス艦やPAC3を大々的に展開したんですね。これに関しての総経費を質問した私の四月八日の質問主意書には、政府側は回答してくれないんですね。
 改めてお伺いしたいんですけれども、幾らでしょうか。

○国務大臣(浜田靖一君) 先般の北朝鮮のミサイル発射に際しまして、万が一の備えとして自衛隊法八十二条の二第三項に基づいて破壊措置命令を出しまして、SM3ミサイル搭載のイージス艦「こんごう」、「ちょうかい」の二隻を日本海中部、イージス艦「きりしま」を太平洋に、そしてまたペトリオットPAC3の部隊を東北地方及び首都圏に所在する自衛隊の駐屯地に展開をさせていただきました。
 お尋ねの北朝鮮のミサイル発射に備えた措置に費やした経費につきましては、自衛隊を恒常的に維持していくための経費として計上された人件費、燃料費等の中から支出されるため、今回の事案に係る経費を抽出してお答えすることは困難であるというふうに考えておるところでございます。

○喜納昌吉君 困難というお言葉があるんですけれども、やればできるということですよね。

○国務大臣(浜田靖一君) 今回の北朝鮮のミサイルに備えた措置として、我が国が防衛にかかわる活動を円滑に行うために自衛隊を恒常的に維持していくための経費として、平成二十一年度においては、防衛省の共通費として約九千二百億円、自衛官給与費が一兆三千八百億円等が計上されているところであります。それらの中から、例えば隊員の給与や糧食に要した費用やPAC3の展開のための車両の燃料やイージス艦の燃料に要する費用を支出しているところでございます。

○喜納昌吉君 その内訳の細かい明細を出してくれますか。

○国務大臣(浜田靖一君) それに関しては、極めて、その期間、最初の時点で、燃料の経費等もスタート時点からずっとそれを計算しているわけではありませんので、なかなかこれをすべて細かい中で提出するというのはかなり難しいというふうに考えておるところであります。

○喜納昌吉君 だから、そういうアバウトなやり方をするから、単なる選挙のためにやったのではないか、パフォーマンスではないかというような疑問を持ったりしますので、今後そういうことをはっきりさせてください。
 次に、グアム移転協定について質問します。
 政府は、米軍再編に関して沖縄の負担軽減と抑止力の維持が目的だと繰り返してきました。しかし、沖縄県民は普天間基地を辺野古に移設することを負担軽減とは思っていません。だからこそ度重なる反対運動が行われ、今日まで移設作業が遅れた経緯があります。外務大臣、こういった県民の思いに対してどのような感想をお持ちですか。よろしくお願いします。

○国務大臣(中曽根弘文君) 沖縄、私も訪問いたしまして、沖縄の県民の皆さんが長年多大な負担をしていただいているということは本当に実感として認識をさせていただいたところでございまして、そういう意味からも、一日も早くそういう御負担、騒音、事故、事件等々、いろいろあろうかと思いますが、そういうものを軽減することは、これ政府として大変重要だと思っております。
 そういう意味で、このロードマップにのっとった海兵隊のグアム移転というものも、これをやはり、今御審議いただいておりますけれども、実現するということはそれの負担の軽減につながるものと、そういうふうに思っておるところでございます。

○喜納昌吉君 このロードマップというのはブッシュの時代の政策であって、今はオバマに替わっていますから、今世界情勢のやっぱり防衛概念というのは変わっています。この辺についてはどう思われます、外務大臣。

○国務大臣(中曽根弘文君) 米国、政権が替わりました。日本でも政権が昨年替わった、政権といいますか首脳が、総理大臣が替わったわけでありますが、これは日米両国間でロードマップは合意したものでございまして、政権が替わりましたからといってこれが全く効力をなくすとかそういうものではないということでもありますし、またヒラリー・クリントン長官が来日いたしました際にもこのことについては確認をされておりますし、またこの協定に国務長官自らが署名をされたということでも、米国のこのロードマップまた再編に変化がないということがこれが確認できると、そういうふうに思います。

○喜納昌吉君 私は、本当はその目的はほかにあると思っているんです、まあ今日は言わないんですけど。だから、これは日本政府というのはよくも気前がいいなと思っているんですね。もっとほかに意図があっていろんなお金が引き出されていくんではないかという予感はしているんですけど、今日は言いません。
 今年の四月二十一日の沖縄の地元紙琉球新報で高見澤防衛政策局長が、一九九六年のSACO当時、普天間へのオスプレーの配備に関して公表しないように米国に進言したと報道されています。高見澤氏は同紙のインタビューで、この文書は自分が書いたものではないとし、他国が作成した内部文書にコメントする立場にないと発言していますが、沖縄では新たな密約として反発が強まっているんですね。しかし、高見澤氏はこの文書の中身に関しては、オスプレーについていろいろ議論はしたが、詳細は覚えていないと答えているんですね。しかし、ちょうど二〇〇七年四月の十二日の社民党保坂展人議員の質問に、当時の久間大臣、九六年十一月には防衛長官ですか、これは。全然オスプレーについては議論はしていないと答えているんですね。
 高見澤氏はいろいろな議論はしたと言っているんですが、これは矛盾しませんか、浜田防衛大臣。

○政府参考人(高見澤將林君) お答えいたします。
 まず、オスプレーの関係の琉球新報の記事でございますけれども、これは既にその時点で国会でも議論をされておりましたので、私も既に国会で議論している話だというふうに申し上げております。それは平成二十年の十月三十日に山内徳信先生からまさに琉球新報に出ているとおりの内容の問題につきまして御質問がありまして、私はそれに対して誠実にお答えをしたというところでございます。
 そのお答えの内容というのは、当時、まさにSACOのいろんな議論をしている中で日米間でいろんなやり取りがございまして、その中で当時、まさに琉球新報もそうだと思いますし沖縄タイムスも多分そうだったと思いますけれども、オスプレーが配備されるんではないかというような議論がもう当時からあったわけでございまして、これは沖縄県の基地をやっていた方々は全員御存じの話だろうというふうに思っております。ですから、そういう中でオスプレーの問題について全く話題に上がっていないということではございません。
 一方、具体的なじゃ配備の話が、計画はこれでやりたいということがあったかということについては、政府の答弁は一貫をしておりまして、そういったことはないわけでございます。

○喜納昌吉君 その当時の久間大臣、久間防衛長官ですか、そのころは。その発言は間違っていたということですか。

○政府参考人(高見澤將林君) そういうことではなくて、まさに一般的な議論としてどういったやり取りがあるかということ、いろいろその両国の間でやり取りがあると思いますし、また政府の考え方ではなくてもこういった考え方はどうかとかいろいろな細かいやり取りがあるわけでございまして、そういったものと実際の正式な提案といったものとは全くおのずから話が違うというふうに理解をしております。

○喜納昌吉君 分かりました。
 事実、報道によれば、米海兵隊が二〇〇九年米会計年度航空機配備計画で次期主力輸送機としてMV22オスプレーを二〇一二年十月から普天間に配備することが分かったと報じられているんですね。政府はこれまで具体的な配備計画を承知していないというのを、答弁の方を繰り返していたと思うんですけれども、今、高見澤さんの言葉だと、あれっという部分があるんですけれどもね。
 米国はオスプレーを普天間に配備するつもりのようなんですけれども、であるならば、これはたしか二〇一二年といえば辺野古に基地ができ上がるちょうど直前ですよね、これね。そうであるならば、もしもこれが事実で話がされているならば、今回、普天間のアセスに関してオスプレーのことを盛り込むべきだと思うんですけれども、これはどう思います。

○政府参考人(高見澤將林君) お答えいたします……

○喜納昌吉君 防衛大臣、防衛大臣。これ、どう思います。事実、そういうことがあるでしょう。

○国務大臣(浜田靖一君) 基本的にそんな話を我々具体的に聞いておらないというのが事実でありますので、今先生の御指摘の、要するにそれに書いてあって、そういった計画があるということをおっしゃられても、我々としてはその話を聞いておりませんので、我々として今お答えすることが、これに対して、オスプレーを配備するとかしないとかということを私どもの方では聞いていないのに、それに対してのリアクションができないということであります。

○喜納昌吉君 じゃ、高見澤さんの意見と防衛大臣の意見は一致しているんですか。ただ、一般論としては話はなされているということ。

○政府参考人(高見澤將林君) 私も、何遍もこの委員会で同じようなやり取りがございますので、議事録を御覧いただければそこに全くそごがないということは御理解いただけると思います。

○喜納昌吉君 それならば、ちょうどオスプレーを意図的に沖縄につくるためのリークの疑いがあるということですね。ということは、沖縄の県民をだましているということ、これは。

○政府参考人(高見澤將林君) これはマスコミの報道ですからあれですけれども、私自身、非常に不思議に思っておりましたのは、既に山内先生が国会で提起され、私もお答えした問題について、その文書についてどうかということを新聞社の方がたまたま持ってきて、あいさつの一環ですというようなことで言われたので、私は国会でお話ししている内容をそのままお伝えしたんです。そうしたら、翌日一面トップで全く新しい事実が出てきたような報道がされたというのが実態だろうというふうに認識をしております。

○喜納昌吉君 一番聞きたいのは、返還密約、今回のオスプレーの密約など様々な密約が米側の公文書で明らかになっているんですけれども、政府は常に密約の存在を否定してきているんですね。この体質を改めない限り沖縄県民の不信はぬぐえないと思っているんですね。
 外務大臣、どう思われますか。えっ、じゃなくして、よろしくお願いします。

○国務大臣(中曽根弘文君) 恐縮ですが、質問の趣旨がよく理解できませんでしたので、もう一度おっしゃっていただければ有り難いと思います。

○喜納昌吉君 返還密約、今回のオスプレーの密約など様々な密約が米側の公文書で明らかになってきているんですね。政府は常に密約の存在を否定してきているんですね。この体質を改めない限り沖縄県民の不信はぬぐえないと私は思っているんですけれども、外務大臣、どう思われますか。

○国務大臣(中曽根弘文君) 今委員がおっしゃいましたような密約というものは存在しないと、私はそういうふうに認識をいたしております。

○喜納昌吉君 いつもそういうやり方ですよね。
 民主党が政権を獲得したら密約の存在を明らかにしたいと思いますが、どう思われます。

○国務大臣(中曽根弘文君) 私の立場からは、ないものはないということしか申し上げられません。

○喜納昌吉君 それならば、民主党が政権を取るまではこの文書を処分しないように是非よろしくお願いします。いや、これはだれだって客観的にはあるということは分かっているんだ、はっきり言ってね。よくかたくなにうそを通せるなと僕は尊敬しているんです、私ね。

○国務大臣(中曽根弘文君) 委員のお言葉でございますが、私ども、うそを通しているという、そういうことではございません。密約があるかとおっしゃいましたから、密約ございませんと申し上げているところでございます。

○喜納昌吉君 いずれ明らかになると思いますけれども、それまでは我慢しておきましょう。
 オスプレーは、これまで度重なる事故で多くの死傷者が出ているんですね。その安全性には大いに疑問のあるものなんですが、もしこのオスプレーが沖縄に配備されたとき、防衛省はどのような認識を持って配備するんですか。もしでいいですが。

○国務大臣(浜田靖一君) 仮定の問題にはお答えできませんので、ここで答えは控えさしていただきます。

○喜納昌吉君 防衛大臣は仮定と言うんだけど、もし配備されたときの機能に対しては答える私は義務があると思いますけど、よろしくお願いします。

○国務大臣(浜田靖一君) 一般論として申し上げれば、我々の沖縄に対するいろいろな影響というものを考えてやることになろうかと思いますが、我々とすればそういった内容に関してまだ詳しいものも聞いておりませんし、配備するということも我々は全く聞いておりませんので、それに対処するだけの今考えがあるわけでありませんので、今ここで詳しくお答えすることはできないということであります。

○喜納昌吉君 それならば、もし、まあ配備されることもはっきりしないままではそのままお答えできないというように言われるんですけど。

○国務大臣(浜田靖一君) 配備するまでには当然時間が掛かるわけで、我々に相談があって、しかるべき我々との話合いがあった後にそういったことが起こるわけでありますので、今そういったものがない時点で我々としては検討のしようがないということであります。

○喜納昌吉君 もし配備されたときにはアセスをやり直しますか。

○国務大臣(浜田靖一君) まだそれも分かりませんので、今ここでお答えはできません。

○喜納昌吉君 それは、だって当然のことでしょう、これはね。もし、そういうことがあったときにはアセスをやるべきでしょうから。まだという言葉というのはちょっと、返答におかしい部分があるんじゃないですか。防衛大臣、よろしく。

○国務大臣(浜田靖一君) 出し直すか、出さないかというのは、我々としては、それがもしも我々の、そういった環境基準にもしも掛かるようなものであればそういうこともあり得るかもしれませんが、今の時点でそういうものが分からない状態の中でお答えはできないと言っているだけのことであります。

○喜納昌吉君 それじゃ、もし、あり得るということもあるということですね、防衛大臣。

○国務大臣(浜田靖一君) 今この時点で私たちには、そういったオスプレーを入れるという具体的な御相談もなければ、アメリカからのアナウンスもないということだけを、今先生、先ほどからおっしゃって、入れることになったらなったらと言っているから、私どもとしては、今そういうものがないのでそういった検討はできないと言っているだけのことでありますので、これは相手のあることなので、我々のサイドでどうこうする問題ではないというふうに思います。

○喜納昌吉君 一般論として、さっき防衛大臣が言ったように、もし入ったときには当然、そのアセスをやり直すことが当然のことだと思いませんか、防衛大臣。

○国務大臣(浜田靖一君) それには、そのときになってみて我々として必要があればそうなるかもしれませんが、今の時点ではお答えができないと言っているだけのことであります。

○喜納昌吉君 だから、必要になればということは、必要になる可能性はどのぐらいありますか。

○国務大臣(浜田靖一君) 今この時点で将来の、先行きのことは分かりませんので、私としては今お答えはできません。

○喜納昌吉君 防衛というものは、安全保障というのは、将来への不安とか将来の危機を感知して物事を、行動を起こす。その将来のことも何も感知しないでやるような防衛というのはありますか、防衛大臣。

○国務大臣(浜田靖一君) 当然、我々、海外からの脅威に対していろいろな対処の仕方を持っておるわけでありまして、そして目の前に起きた事象については関係法令に従って対処していくのが我々の役目でありますので、そういった意味においてはしっかりとやっているつもりであります。

○喜納昌吉君 関係法令というのは人間が作るものであって、関係法令によって動かされるようなこの防衛、緊急事態のときにそのような思考で物事を動かせると思いますか、防衛大臣。よろしく。

○国務大臣(浜田靖一君) 済みません、ちょっと質問の意味が分からなかったので、もう一度お願いできますか。

○喜納昌吉君 関係法令というのは人間が作るものであって、作られたものに対して反応していくというような形で、どうして危機管理、有事のときの危機に対してその反応ができるんですかという。

○国務大臣(浜田靖一君) 当然我々とすれば、今ある法律の中で対処していく、そしてまた、もしもそれに対処できないものがあったら国会において法律を立法していただくというのが筋でありますので、当然これは我々、今現在あるもので判断しつつ、その中で対処できないものに対しては国会にお願いして法令を作っていただくというのがこれは当然のことだと思っておりますので、今あるものを無視してほかの法令を出すというところにまだ、一般論としてそういうものの話だけでそういうものに対処するのはおかしいと言われても、これは困るわけでございます。

○喜納昌吉君 まあ法令を遵守するのは大事ですから、これはね。このオスプレーのアセスに対してもし欠陥があるならば、こういう言わばそのアセスに関して欠陥があれば、オスプレーに限らず、アセスの一つの在り方として疑問、欠陥があるならば法令を変えていくという気持ちありますか。

○国務大臣(浜田靖一君) ですから、まだオスプレーが配備されるというふうに決まったわけでありませんので、その点について我々、今の時点で私がコメントすることはできないと言っているところでございます。

○喜納昌吉君 それじゃ、まあ分かりました。
 オスプレーには海兵隊用、空軍用、陸軍用などそれぞれ微妙に仕様の違う機種があるようですが、自衛隊は既に購入を検討しているというような情報もあります。どのような機種を選択しているのか、あるいは既に選択したのか。防衛大臣、よろしく。

○政府参考人(高見澤將林君) お答えいたします。
 今委員の御質問がどういった根拠についてお話をされているのかということ、全く想像付きませんけれども、私どもとしては、防衛計画の大綱、今年、見直しの年でありますし、中期防についても新しい計画を作らなければいけませんので、いろんな技術水準の動向でありますとか、我が国の安全保障環境上どういったものが必要かということをいろいろ検討して、必要なものを計画の中に入れていくということになるわけでございますので、そういう思考過程の中において、現在委員がおっしゃっているような具体的な議論というのはまだ立ち至っていないところでございます。

○喜納昌吉君 分かりました。ちょっと意地悪な質問組み立てただけでしてね。
 米国防総省は、二〇一〇会計年度のグアム移転関連費として三億七千八百万ドルを計上しているんですね。国防総省内に関しては、移転費総額が当初予測した百三億ドルから二百億ドル、三百億ドルに膨らむ見込みがあると言っているんですね。今後の予算計上を不安視する声も出ていますが、今回のグアム協定では、日本政府側の負担額の上限二十八億ドルと規定されていますが、移転費総額が膨らみ、米側から上限を超える負担要求があった場合、政府はどのように対応するのか、外務大臣。

○政府参考人(梅本和義君) これまでも累次御説明をしておりますとおりに、日本側は上限を二十八億ドルとして負担をしていくということでございます。その残余についてはアメリカ側が負担をして所要の措置をとるということでございます。

○委員長(榛葉賀津也君) 喜納昌吉君、時間が来ておりますので、おまとめください。

○喜納昌吉君 ああ、そうですか。はい、分かりました。どうもありがとう。
 

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