国際・地球温暖化問題に関する調査会
平成21年02月25日
○喜納昌吉君 片山参考人へ。
NGOと政府との協力の重要性が増しつつあるようですが、例えばNGOグリーンピースと捕鯨に熱心な日本政府、水産当局のように利害が真っ向から対立している場合はどうしたらいいのか、これが一つですね。
それから、目加田参考人へ。
いろいろな国のNGOと日本のNGOの協力も重要かつ大切だと思いますが、日本のような資本主義国のNGOと中国やキューバのような社会主義国のNGOとの協力はうまくいくのでしょうか。よろしくお願いします。
○参考人(片山信彦君) ちょっと聞き取りにくかったんですが、グリーンピースの件で政府と対立しているものをどう評価するかということでございましょうか。
NGOは多様でございまして、いろんな主義主張があります。必ずしも、例えば私と同じ意見でない考え方をしているNGOもあります。それを否定するつもりはありませんが、基本的にはNGOは法令遵守で、法の枠の中でやるということがはっきりしておりますので、その決められた枠の中で自己表現をしたり、あるいは自分の主張を展開するということがあってしかるべきだと思います。ただ、それを越えていく場合には、私どもとしても賛同しかねるというケースでございます。
ちなみに、グリーンピースは、例えばノンフロンの冷蔵庫の提案をいたしまして、これは企業と、ただ反対しているだけではなくて、連携して、昔の松下、今のパナソニックと連携して、ノンフロンの冷蔵庫を一緒に作っているんですね。ですから、必ずしもNGOもただただ反対しているだけではなくて、提案して一緒にやっていくという側面もあることをちょっと付け加えさせていただきたいと思います。
○参考人(目加田説子君) 中国とキューバのNGOと日本のNGOが協力できるかということで、これはもちろんできます、全くその国の体制というのは関係ございませんので。
ただ、社会主義体制の諸国においては、NGOといった場合にも二種類ございまして、いわゆる官製NGOといいますか、そういった、どちらかといえば政府を代弁するような存在のNGOと、それから反体制的なもの、あるいはより独立して環境問題なんかに取り組んでいるNGOということですので、NGOといってもいろいろあるということだけは御指摘させていただきたいと思います。
