14 03月 2010

平成17年03月02日

posted by tetsuo okada

憲法調査会

○喜納昌吉君 民主党・新緑風会の喜納昌吉です。
 私は、沖縄の有識者たちの意見を参考にしながら、憲法改正に当たって次の提案をしたいと思います。
 結論から申しますと、憲法改正は基本的に必要であり、賛成です。ただし、国民すべてが自分たちの憲法として関心を持つような新しい憲法づくりが是非とも必要だと考えます。
 我が国は、戦後六十年間にわたり、国民の民主主義化に努力してまいりました。現在の憲法を改正する必要があるんならば、今度こそ世界に誇れる日本国民の自主憲法を制定するチャンスにしなければなりません。ただし、第九条は現状のまま残すのが望ましいと思います。
 四十七都道府県には法律を専門とする弁護士や学者、憲法に関心の深い市民たちがたくさんいます。各都道府県別憲法草案コンクールを呼び掛ければ、日本国じゅう憲法に関心を持つと思います。是非とも、全国創憲運動を呼び掛けるよう提案したいと思います。
 沖縄には市民憲法草案起草研究会があって、私も呼ばれましたが、市民による手づくり憲法は難しいことではないと確信しました。夏の甲子園野球と同じように、各都道府県は名誉にかけて、おらが憲法草案作成で競争するだろうと思います。
 現在の憲法問題の要点を絞った場合、第十章の九十八条二項の日本が締結した条約や国際法規を遵守するという条項の解釈がまず問題だろうと思います。私の考えですが、これは実定法の取決めであって、自然法である憲法に規定されるべき条項ではないと考えます。
 ですから、憲法から削除しなければ、外国の都合で憲法の上位に来るような解釈の矛盾を来すことになると考えられます。そうした解釈矛盾の延長線上で、集団的自衛権行使を可能にするための第九条改正が焦点になっているわけですが、それはギリシャ神話に出てくる、寝台に合わせて手足を切り捨てるというプロクロテウスの話と同じような逆立ちした理屈でしかないと思います。
 また、自衛隊は現実に大きな軍隊になっています。しかし、憲法では外国と交戦する軍隊としては認められていません。なぜなら、憲法の第九条は、現代戦争の無差別殺りく、ジェノサイドに対する反省から立てられた人類普遍の理念だからです。もしどうしても九条を削除するというなら、その理念を沖縄がもらって独立してもよいと思っています。私たち沖縄民族は、過去の歴史の教訓からそう言いたくなるのです。
 東京空襲、広島、長崎の原爆被災、沖縄戦、そしてアジア全域、世界各国におけるルールを見失った無差別殺りくの戦争体験を忘れることなく、九条の非戦規定と自衛隊の存在を矛盾なく整合させる方法はあると思います。つまり、第九条には触らずに、国連待機部隊設立など自衛隊の役割を国連と関連させて新たに規定するという方法です。
 現実に足を引っ張られず、人類百年の展望を見据えて国際社会にどうかかわるべきか、日本国をどういう国にするのか、平和憲法の理念をしっかり定める必要があると考えます。
 以上です。

○喜納昌吉君 国益、それから愛国心を人類益とか地球愛に高める時期に来ているのではないかと私は思っています。
 天災、地災、火災とか、文明の在り方による地球の生態系破壊は、国家の概念は過去のもの、あるいは不要なものにしつつあるように感じます。地球の富というのは大体時間、空間に限られていますから、これらの有限な地球と付き合うコツは、大体私、付き合うコツは、共に生きるという共生の概念革命が必要のような感じがします。
 グローバル精神は、西洋文明、特に白人文明によって進んでいます。そのことは人類精神の半分でしかないような感じがします。地球の富を人類益、地球益に還元させ、地球を運営していくためにも、日本が率先して国連を手繰り寄せる力が必要だと私は思っています。大胆に国連を手繰り寄せて、大胆に改革していくことが大事だと思っています。憲法改正はそこのところを見据えていくことが大事だと思っています。
 今日、進行しつつあるトランスフォーメーションは、潜在的に米中戦争、米中戦争をはらんでいるということです。そして、日本のこの首都に米軍の司令部が置かれるということは大変なリスクを背負うということになります。私は、近いうち来るだろうというこの日本国の危機に対してどういう対処していくかというところに僕はその視点を持っていくべきだと思っています。
 そのためにも、日本は国連の五分の一の分担金を払っていますし、それから思いやり予算というものを、もう莫大なものを払っていますし、私は国民としてはっきりもっともっと物を言う権利があると思っています。そして、なるべくならば沖縄に国連を誘致していくぐらいの私は大胆な計画を持って憲法を見据えていくという。
 なぜならば、なぜ私はそういうことを言うかといいますと、今、アメリカのアジェンダ、計画では、この十年以内に国連を解体するという計画さえもあるという情報が入っていますから、そういうことを見据えて、やはり国連を日本が手繰り寄せ、改革していくぐらいの勇気と知恵を持った憲法改正も必要ではないかと私は思っています。
 よろしくお願いします。

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