14 03月 2010

平成19年03月08日

posted by tetsuo okada

予算委員会

○喜納昌吉君 民主党・新緑風会の喜納昌吉です。質問をする前に、一言申し上げたいと思っております。
 最近、格差のひずみからわき出てくるように、日本各地でマンホール、釣鐘、ガードレールなど、金属製の資材が盗まれる事件が多発しています。大切な社会資産や文化財ばかりです。盗まれれば、歩行や運転の安全が脅かされる資材もあります。閣僚の皆さん、とりわけ国家公安委員長に、厳しく捜査し取り締まるようお願いします。盗品を買う悪徳業者には特に厳罰を科すようお願いします。
 まず、麻生大臣に質問します。
 先月、沖縄の嘉手納基地に米空軍の最新鋭のステルス戦闘機、爆撃機、F22が十二機配備されました。日本の外務省は二月十一日に、二月十日から約三か月間配備されると発表しましたが、米空軍当局は九十日から百二十日間の一時的な移駐と言っています。
 大臣、配備ないし移駐の期間は、外務省と米軍とどちらの発表が正しいのでしょうか、お答えください。

○国務大臣(麻生太郎君) 今御質問のありましたF22戦闘機の嘉手納配置につきましては、一時的、暫定的に展開というように私どもも承知をいたしております。
 なお、その期間につきましてはおおよそ三か月ないし五か月ぐらいということになっておりますんで、約、今、日数でいきましたら九十日、九十日ぐらいということになろうかと存じます。

○喜納昌吉君 三か月から五か月ということですか。三か月から五か月ということですか。

○国務大臣(麻生太郎君) 大体そんなもんだと思います。

○喜納昌吉君 だんだん増えていくんですね。
 英国の放送、BBCや米国の雑誌などが先月相次いで報道していますが、米政府は核開発問題に敵対しているイランに対し爆撃計画を策定しているということです。また、先月末、参議院の国際問題調査会で、参考人の北沢洋子さんですね、米軍は、イラクに攻め込んだ地上軍が三千人も死んだため、イランには空軍と海軍の爆撃で攻撃することにしており、その場合、ステルス戦闘機も出撃する計画だという趣旨の発表、発言をしました。
 麻生外務大臣、嘉手納基地に一時的に来ているF22戦闘爆撃機はどんな目的からだと思いますか。

○国務大臣(麻生太郎君) 今、嘉手納基地に展開をしております米軍のF22は、基本的には極東におけるアメリカの、米軍の抑止力というものを維持するためというんで、特定の地域というようなものの脅威の増大に対処するものではないというように承知しております。

○喜納昌吉君 特定の地域ではないということですね。それは、私の考えでは、イラン空爆に備えた配備ではないかと思っていますけど、どうですか。

○国務大臣(麻生太郎君) 特定の地域ではないというのは、イラクと特定しているわけではないというように御理解いただいて結構だと存じます。

○喜納昌吉君 先月チェイニー米副大統領が来日して日本の首脳陣と会談しました。麻生大臣は、米軍がイランを攻撃する場合、日本は後方支援などを依頼されたことはないかと私は思っているんですけど、どうですか。

○国務大臣(麻生太郎君) チェイニー副大統領との個別の会談のときに、先方から、イラク、アフガニスタン等々、広くテロとの戦いに対して日本の貢献に感謝をしているという話はありました。また、北朝鮮についても、六者会合を含めて日本と協調をしていけることを極めて我々としても誇りに思っていると。また、拉致問題による悲劇の解決を図ることが日米共通の課題である等々を述べられたという記憶はありますけれども、特に今のF22等々の話について話があったという記憶はございません。

○喜納昌吉君 具体的に、後方支援に関してはどうですか。

○国務大臣(麻生太郎君) 話の内容を詳細に申し述べるというのはいかがなものかと思いますが、特定の後方支援等々の話ではなく、イラク、アフガニスタン等々の日本の貢献に感謝をしているという話があった以上の話はなかったと記憶しています。

○喜納昌吉君 沖縄返還交渉に重大な密約があったことが西山記者のスクープによって暴露されたことがありますね。日米政府間には、特に国民を欺く歴史があると私は思っています。
 確認したいんですけど、米軍がイランを攻撃する場合、日本は支持と支援を依頼されて応諾した事実はないですか。ここからくどいですけど。

○国務大臣(麻生太郎君) イラク、イラン。(発言する者あり)

○喜納昌吉君 イラン、ごめんなさい、イランね。イラン、イランです。

○委員長(尾辻秀久君) 麻生外務大臣、お答えください。

○国務大臣(麻生太郎君) ちょっと済みません、もう一回ちょっと、イラクとイランとちょっと全然意味が違いますので、もう一回お願いします。

○喜納昌吉君 西山さんの件がありますから、実際、後方支援の依頼を応諾したことがあるかないかを聞きたいんです、イランの後方支援。(発言する者あり)イランです、イラン。

○国務大臣(麻生太郎君) イランですね、重ねて伺いますが、ちょっと似ている名前ですけれども、全く状況が違いますんで。そのような話はありません。
 それから、先ほど、三か月で九十日か、申し上げましたが、三か月、五か月じゃない、五月までです。済みません。五月までです。済みません。

○喜納昌吉君 繰り返しますけど、本当に日本側と副大統領との間にそういうイランの攻撃計画に対して何もなかったんですか。

○国務大臣(麻生太郎君) なかったと記憶しますが。

○喜納昌吉君 西山さんの顔が浮かんでくるんですね、私。
 繰り返しますけど、密約は絶対なかったということですね。

○国務大臣(麻生太郎君) 話自体は密談ですけれども、密談はなかったかと言われると、密談はありました。しかし、今の話はなかったというように、正式な日本語だとそういうことになろうと存じます。

○喜納昌吉君 大体、密約を密談に替える癖がよくありますから、この辺は今後しっかり次の行動で監視していきますから、よろしくお願いします。
 麻生大臣、日本が米軍のイラク侵攻を支持して重大な過ちを犯したと、私は、重大な失敗に加担したと思っているんですね。特にフセインやザルカウィ、ビンラディン、そして少数の反逆者たちを拘束し、殺害するために、罪のないイラクの子供や母親、そうして善良な人々を、少なくとも十万人以上の命を死に至らしめているんですね。まだその地獄が繰り広げられているという。
 大臣は、その罪のない子供や母親、それから善良な市民の人々の血と涙をどう感じて、どういう思いを持っていらっしゃるんですか。

○国務大臣(麻生太郎君) 戦争に伴います悲劇というのは、常に戦争が開始されれば、多くの無辜の人たちが巻き込まれる可能性は極めて高いものだというのが戦争の持っております大きな問題のところだということは、私も十分に理解をいたしております。

○喜納昌吉君 まあ戦争はそういう解釈はあると思いますけれどもね。しかし、この戦争が本当に正義に基づいているものなのか、それは考えたことありますか。

○国務大臣(麻生太郎君) イラクに限った話で聞いておられるのか、戦争について全般的なのか、ちょっとよく分かりませんけれども、少なくともイラクに関して言わせていただければ、少なくともこれまでの間、国連において累次にわたるいわゆる決議がなされておって、それに対する対応はなされてこずにずっと来ていたという歴史があります。
 したがって、日本の場合は、その国連決議に従っていわゆるイラクの復興支援、人道支援等々に、国連の決議に基づいてイラクの経済復興、社会復興、いろんな表現ありましょうけれども、イラクの人道的な支援と復興のために立ち上がったということに関しては、私はそれが日本の結論として実行に移っておる今の背景だと存じますんで、そのことを間違っているというような感じをしていることはございません。

○喜納昌吉君 私が、血と涙と、罪のない人たちの血と涙にどう思いますかと言うのは、人というのは本当に怒るときがありますね。いや、大臣は本当に怒ったことがあるか聞きたいですね。

○国務大臣(麻生太郎君) 主語がよく分からないです。私が怒ったことがあるかという意味ですか。

○喜納昌吉君 まずテロを、私はテロを、テロもよく考えてください。テロが起きたときに、九・一一ね、結局は死体の山しかつくってないのよ、死体ね。五千名という人が死んでしまったときね。しかし、それも彼らの理由があるかもしれないんです。いかなる理由があっても、それからその報復としていかなる正義があっても、結局は人々が死んでいくんです、罪のない人がね。それから、戦争にいかなる大義があっても、罪のない人が、そこに死体の山しか、積み重なるだけなんですね。
 私は、そういう戦争の在り方、報復の在り方、テロの在り方はおかしいんではないかと思っているんですね、どっかでね。だから、日本がそういう道を選ぶのか、そういう道に加担するのか聞きたいんですね。よろしく。

○国務大臣(麻生太郎君) 人間というのは、戦わねばならぬことがあるというのは必ずあるものだと思っております。
 したがって、戦わないでずっとその事態を避け続けていることによって更なる大きな悲劇が起こり得るということも長い経験で分からぬわけではありませんので、人間は戦うことによって、結果として、若しくは戦う決意が結果として戦争を抑止する可能性は大きいということも知っているつもりです。

○喜納昌吉君 私は、アメリカの民主主義と平和というのを、たまに、よくあると思うんですけれども、ストーカーを例に例えれば、ストーカー、だれかを愛して追い掛けるんですけれども、その愛された者はたまったものじゃないです、これは。私はイラクもたまったものではないと思っているんです、実際はね。もっと変わったやり方があるのではないかと、日本ならば、そう言いたいですね。
 どうですか。もし、米国がイランに攻撃すると通告してきたら、反対を唱え支持もしないということを伝える意思はありますか。

○国務大臣(麻生太郎君) イラクじゃなくてイランですね。

○喜納昌吉君 イラン。

○国務大臣(麻生太郎君) イラン。ちょっとよく語尾がよう聞き取れませんので、済みません。
 イランに対する攻撃を日本に依頼された場合は、日本はそれに対して……

○喜納昌吉君 断ることができるか。

○国務大臣(麻生太郎君) 断ることができるか。
 それはそのときの状況によると思います、国連とかいろんなものが出てくると思いますんで。アメリカ一国で、おれ攻撃するから、ちょっとおまえ一緒にやらないという話に乗ることはないと思います。

○喜納昌吉君 確かに、前回のイラクはアメリカがやったんじゃないですか。それに日本付いていったんではないですか。(発言する者あり)イラク、前回のイラク、前回のイラクは。

○国務大臣(麻生太郎君) 前回のイラクのときの話ですね。
 イラクのときの話は御記憶かと思いますが、国連の制裁決議文というのが決まっておりますので、それに基づいて日本はそれに参加をしたというように御理解された方がいいと思いますが。

○喜納昌吉君 どうもこの辺はそうなのか、後でしっかり調べて、またお話しします。
 では、高市沖縄担当大臣に質問します。
 米軍基地を受け入れる段階ごとに地元の自治体に御褒美として交付金を渡すという出来高払方式を盛り込んだ米軍再編特措法案が二月に国会に提出されました。提案されているこの交付金制度は、沖縄に関していえばですが、米軍再編に反対が強いため、自治体を切り崩し分断統治しようというねらいではないかと言われています。
 高市大臣、どう思われるか、答弁お願いいたします。

○国務大臣(高市早苗君) 今回の特別措置法案におけます事業でございますけれども、これは在日米軍の再編によって影響が特に著しい地域において新たに生ずる社会資本等の整備需要に対応して着実な整備を行うということでございます。そういう意味では、今後、沖縄の振興に資するものになればいいなと思っております。これは防衛省の担当でございますけれども。
 私の方は私の方で、沖縄振興計画に基づいてきっちりとこの持続的な経済発展を目指す、今取り組んでいるプランを着実にもう進めていくと、私の仕事はそれに尽きると思っております。

○喜納昌吉君 確かに、十七年ぐらい前に蓮舫さんと高市さんと私と、一緒に音楽番組に出たのを覚えていますけれどもね。今の時期に、蓮舫さんとね、高市さんと私、一度音楽番組でお会いしているんですよね、どこかでね。ちょうどこの三名が今こうしてそこにいるというのが不思議だなと思っていますんで。きっと日本も変わるだろうかと思っています。
 今回の特措法案は内閣府が担当しています。従来からの沖縄振興策と異なり、防衛省が振興策を直接担う仕組みになっています。巨額の国家赤字を抱え財政が極めて厳しい折、防衛省が扱う出来高払の振興策が加われば、従来の振興策予算は減ると思います。つまり、新たな振興策は従来の振興策を合理化し削減するねらいを持つと言わねばなりません。
 高市大臣、そう思いませんか。

○国務大臣(高市早苗君) 既に私どもの方でやっております沖縄振興計画に基づいた事業、これはもう計画的に進んでおりますし、今回、防衛省が担当の特別措置法案に関する事業の話を聞きましたときにも、私どもが進めております県土全体の均衡ある発展を目指して、自立型経済を構築するという目的の下にやっておりますプランにつきましては、着実に進行できるように財源も含めて特段の配慮をお願いいたしております。

○喜納昌吉君 この自立型経済というのをもう簡単におっしゃるんですけれども、自立とは何ですか、ちょっと。

○国務大臣(高市早苗君) 自らの足で立つことだと思います。

○喜納昌吉君 自らの意思で立つ、有り難いですね、本当にね。そう立たせてほしいですね。
 沖縄の施政権が米国から日本に返還された復帰以降の沖縄振興策は、沖縄と日本本土の格差を縮めるのが目的で、沖縄の全体的な発展を目指していたんですね。問題の交付金制度では、沖縄全土への発展という目的が果たせなくなるのではないかという危惧をするんですね、私たちは。
 高市大臣、そういう危惧の中でこの自立というものはどういう解釈すればいいんでしょう。そこをよろしくお願いいたします。

○国務大臣(高市早苗君) 私は、全く危惧をいたしておりません。
 今回の防衛省の方でお進めになる制度、これは特に米軍再編によって住民生活の安定等に影響を受けるところに支援をしていくというものでございます。
 なお、一方で私の仕事というのは、沖縄県全土、離島まで含めて、様々な提案をこちらも申し上げ、それぞれに地元の御意見もございますから、それを伺いながら、産業振興ですとか、今進めております沖縄の大学院大学の構想もそうですが、今後新しく人が沖縄に集まってくる、そしてまた新しい産業立地に結び付いていくようなことを私たちは着実に進めていくということでございまして、全く危惧はいたしておりません。

○喜納昌吉君 危惧というのは、あなたは言わば沖縄県よりも少しよそ者に近いんですね。これは私たちが危惧をしているのに、あなたが危惧してないということになるとこれは困るんです、はっきり言ってね。普通ならばどういう危惧ですかと聞くのが当然じゃないですか、普通に。まあいいでしょう。絶対にだまされぬようにしてくださいよ。いや、まじめさは分かっていますけれどもね、僕はね。
 格差が進行しているのにそれを認めない安倍政権に懸念を抱いている国民も多くいます。交付金格差を付ければ、自治体間に開発、発展上の格差が起こりかねません。交付金格差を付ける政策では地域の発展がいびつになるおそれが強い、これを分かってほしいですね、私は高市さんに。この辺に、ちょっと答えてください。

○国務大臣(高市早苗君) 防衛省の取組は、米軍再編によってやはり生活の安定に著しい影響が出るところに手厚くしていると。それによって全く、基地による影響ですね、今回の再編による影響の小さいところに対して措置されるもの、その間の格差というのは出ると思います。しかし、それは格差というよりは、私はむしろ日本国全体の安全に貢献している、平和と安全に貢献されている地域の方々に、防衛省として米軍再編に御協力をいただいている方々に対して措置をされることであって、私の方の仕事は県土の均衡ある発展ということでできる限りの措置を別途していこうと、振興計画に従って着実に行っていこうというものでございます。
 また、先生の方で危惧されていることがあったら具体的にお聞かせいただいたらと思います。アイデアはどんどん取り入れさせていただきたいと思っております。

○喜納昌吉君 私は、無念の涙をのみながら防衛省賛成に手を挙げたんですけれどもね。私は、久間さんは長崎出身ですから、どっかでは分かるんじゃないかと思っているんですけれどもね。
 私は、今、高市大臣、日本の自衛隊というのは、防衛省というのはまだアメリカから自立できていないし、まだ信用はできないなと本音は思っているんですね。この辺はどう思いますか。──いや、あなたがその防衛省を非常に高く買っているからね、少し安全保障の面で。どうですか、この辺を伺います。

○国務大臣(高市早苗君) もう一度おっしゃっていただいていいですか。

○喜納昌吉君 ああ、ごめんなさい。もう一度ね。

○委員長(尾辻秀久君) 出てきて発言してください。高市大臣。

○喜納昌吉君 まだ日本の防衛省はアメリカから自立できていないと私は思っているんです。

○委員長(尾辻秀久君) 座ってください。
 高市大臣に発言をさせます。

○国務大臣(高市早苗君) 済みません。
 御趣旨は、御質問の御趣旨なんですが、私に対して、アメリカが信用できないかどうかということ……

○喜納昌吉君 自立できていないと。

○国務大臣(高市早苗君) 自立できていないと。
 確かに、安全保障面で日本は単独で日本国土を守り切るだけの私は防衛能力は持っていないと思います。日米軍事同盟、日米の同盟の中で、補完的に同盟関係の中で守り抜ける体制を取っているということでございます。そういった意味では、完全に自立できているかといったら、安全保障の能力の面ではまだ一〇〇%自立しているとは思っておりません。

○喜納昌吉君 分かりました。
 言うことを聞く自治体には褒美をやり、そうでなければ上げないというやり方は、沖縄の人の気持ちを逆なで、過去の歴史に追い込むことになると私は思っているんですね。その辺は気付きませんか、高市大臣。

○国務大臣(高市早苗君) 過去の経緯から沖縄の方々を傷付けるというのは、何がそうだということなんでしょうか。ちょっと御指摘の意味がよく聞き取れませんでした。申し訳ありません。

○喜納昌吉君 分かっているのではないかなと思ってしまいましてね。
 結局、今の交付金制度では、ひたすら、はいはいと言うところには上げて、ちょっと反対するところには上げないというシステムがつくられているわけね。これは沖縄だけいびつになるし、そういうことになってしまうと、沖縄がこれだけ四百年間付き合ってきて日本とは同じかなと思ったのに、また過去に戻って、また独立運動が起こってしまうんじゃないかと、そこを心配しているんですよ、私はね。よろしく。

○国務大臣(高市早苗君) 現在の交付金制度、それは防衛省の今回出しておられます法案に係るものもあるんでしょうし、また私どもが沖縄振興計画に従って進めているいろいろな経済的な支援もあるのかもしれませんが、しかし、私たちは、予算案を作っていく段階でお地元の市町村長さんや県知事さん、つまり沖縄県の県民また市町村民を代表される方々からいろいろな御要望を伺って積み上げていっているわけでございます。
 それは、沖縄県民の気持ちを傷付けるとか傷付けないとかそういうことではなくて、特に沖縄の場合は歴史的に日本の施政権の外にあった時期も長うございますし、また唯一地上戦が展開された地域でもございます。大変厳しい、つらい状況の中で頑張ってこられた、また米軍の基地の面積が非常に広いために、そこを宅地開発ですとか企業誘致にも使えない、そんな事情を勘案しながら、お地元の声に従って私は積み上げているつもりでございます。決して、過去の沖縄県の方々の気持ちを傷付けるために施策をやっているわけではございません。

○喜納昌吉君 いつか時間があったらまたお話しできると思っています。
 久間大臣に。なぜ今回、チェイニーが来たときには久間大臣とお会いしなかったのか。

○国務大臣(久間章生君) 先ほどもお答えしましたけれども、私の直接のカウンターパートでないということと、また私の方からも申入れをしませんでしたが、日程の方を一応聞いてみましたら大変込んでいるという、そういうような話でございましたので、お会いをしませんでした。

○喜納昌吉君 私は個人的には、久間さんは長崎出身で、日本の心情をよく知っているし、癒着をすると困るんじゃないかなと思って避けてほかの方に当たったんではないかと思っているんですけど、それは間違いではないですか。

○国務大臣(久間章生君) 必ずしもそういうことではございませんで、部隊等はやっぱり、日米の双方の指揮官からいろんな話を聞いたようでございますけれども、私は部隊の直接の指揮官ではございませんから細かいことは説明できないわけであります。

○委員長(尾辻秀久君) 時間が参っております。

○喜納昌吉君 どうもありがとう。たくさんあったんですけど、残ってしまいました。どうもありがとう。
 

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